東海税理士会所属 |
2021/09/03 9月22日(水)に開催される、今すぐ知りたい相続・事業承継セミナーに講師として参加いたします。 2021/06/23 「創業手帳」の原稿を監修しました 2019/02/07 相続税専門のページを作成いたしました。 |
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2020-11-20
店舗の価値はQSCもしくはQSCAで測定する。こんなフレーズを聞いたことがあるかもしれません。このQSCAの意味を知ることはとても大切です。
お客様が、①入店し、②着席し、③メニューを注文し、④料理が提供され、⑤食事をし、⑥精算をする。
この一連の流れの中で、店舗の印象が決まります。このときお客さんは飲食店の印象をQSC(A)で判断しているのです。
QはQuality(クオリティー)の略で、「商品の品質」を意味します。つまり料理がおいしいかどうか、見た目がきれいかなどが重要です。
SはService(サービス)の略で、「お客さまへのサービス」を意味します。迅速な対応、丁寧な対応、適時なな商品提供などがとれているかを確認しましょう。
CはCleanliness(クリンリネス)の略で、「清潔さ」を意味します。
上記の頭文字をとってQSCといいますが、このQSCを拡張して、QSCAという場合があります。
この場合のAはAtmosphere(アトモスフィア)の略で、「雰囲気」を意味します。
このQSCもしくはQSCAについて単にキーワードとして済ましてしまわないことが重要です。
QSCAは店舗の風土であり、基礎力を表します。QSCAの保持・保全によって店舗価値と顧客価値がイコールとなり、結果的に他店舗との競争に勝つことができます。
まずはご自身の店舗をQSCAの観点からチェックしてみましょう。
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2020-11-18
飲食店でお客様に対して行うサービスとして「割引」や「一品無料サービス」をよく見受けられます。これらのサービスはどちらの方が得なのでしょうか?
これを考えるヒントとして、 11月3日にご紹介した「変動損益計算書」という考え方が使えます。
実際に「10%割引」と「ソーセージの盛り合わせ(定価 1,000円、原価 500円)無料サービス」とを比較してみましょう。
お客様が5,000円のコース料理(原価 2,000円)を注文したとします。このときに①何もしない場合 ②10%割引をする場合 ③無料サービスの場合を比べてみましょう。
①何もしない | ②10%割引 | ③無料サービス | |
売上高 | 5,000円 | 4,500円 | 5,000円 |
売上原価 | 2,000円 | 2,000円 | 2,500円 |
限界利益 | 3,000円 | 2,500円 | 2,500円 |
上の表の通り、今回は②と③の限界利益が2,500円となります。だからどちらでも利益は一緒になります。
ですが、お客さんの目線で見たときに「割引で500円得した」と「1,000円のソーセージの盛り合わせをサービスしてもらった」では、おそらく後者の方が、お客様が得した気分になれるでしょう。
「割引」と「一品無料サービス」のどちらがお得かは、「お店の利益」と「お客様の満足感」に着目することが大切です。
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